君が好きです
両手を抑えて、ニヤリ、と笑うアイツ。


華恋ーーーーッ!!



華恋は、足蹴りを食らわせるモノ相手は軽々と足を抑えた。


そしてそのまま、地面に押し倒す。



「きゃっ、離して!!」


華恋が、強い華恋が………いとも簡単に。


「華恋ちゃん、やっぱり女の子だね。


女の子の中じゃ一番強いだろうけど……俺も武道習ってるから、負けないよ。


それに、女の子より力あるしね」


ニヤリ、と不気味に笑う男に、完全に押し倒されびくともしない。



華恋ーーーー


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