君が好きです
少し、ほんの少しならアイツの気持ちが、わかる。
俺は翼が抱き締めてる"好きな奴"をチラリ、と見て思った。
「…………翼、華恋ちゃん大丈夫か?」
「ああ、蓮見まあ大丈夫だ。わざわざ2年の教室から来たんか?
暇人?」
からかうように話す翼に内心いらっとして、笑ってごまかす。
そして、翼の腕にいる華恋を見た。
やっぱり可愛い。
潤んだ瞳も、なにもかも、俺の心を惑わす。
「大丈夫だよ、翼強いから。
守ってくれるよ」
なんて、本当は俺が守りたかった。
守りたかったーーーー
俺は翼が抱き締めてる"好きな奴"をチラリ、と見て思った。
「…………翼、華恋ちゃん大丈夫か?」
「ああ、蓮見まあ大丈夫だ。わざわざ2年の教室から来たんか?
暇人?」
からかうように話す翼に内心いらっとして、笑ってごまかす。
そして、翼の腕にいる華恋を見た。
やっぱり可愛い。
潤んだ瞳も、なにもかも、俺の心を惑わす。
「大丈夫だよ、翼強いから。
守ってくれるよ」
なんて、本当は俺が守りたかった。
守りたかったーーーー