もっともっと、キミのことを愛したいのに。
恋は相手を知ることが大切です



だいぶ申し遅れましたが私、笹目 千歳(ささめ ちとせ)と申します。
至ってどこにでもいる普通のJKです。
恋愛面を除けば...。


───4限の授業が終わり教室でお昼を食べていた時マミちゃんからこれでもかと質問攻めされ私は全てを吐いた。

ちなみにマミちゃんは気付いたらいなくなっていたが先生に私が授業に遅れる言い訳を作ってくれていたらしい。

教室に入った途端先生に体調大丈夫か〜?って聞かれてビックリしちゃったけどね。

さすがマミちゃん〜ありがと〜


しかし当のマミちゃんは私から話を聞くと一人でふ〜ん、と盛り上がっていた。

「何よ...面白がってんじゃん!」

私はそんな気分じゃないよ!今考えてみればあの一瞬にして私のファーストキスが奪われてしまったのだよ!!

「ごめんごめん。いや、千歳にも春が来たかぁと思って。」

「来てない!!ぜんっぜん来てないから!!」

マミちゃんは方頬を上げて喜んでいる。
私はおこだけどね!?!?
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