もっともっと、キミのことを愛したいのに。


もしそうだとしたらこれは許されないよ!!
いやからかってなくても許されないけど!!


すると男の子はさっきの表情とは打って変わって真剣な顔になった。


「からかってなんかいません。むしろ反対です。


......俺、千歳先輩のこと好きなんで。」


......?

彼は今何を?

好き???私を???

あっ、好きって友達としてってことだよね??

うん、きっとそうだ。


もう何が何だかわからない私はついさっきまで怒っていた事を忘れていた。


「あっ、そうなの〜...?まぁでも友達としてってキスする...?信頼のキスゥ...?」

< 8 / 30 >

この作品をシェア

pagetop