甘い魔法にかけられて
二本続けて観た映画も
既に頭の中から消え去り
代わりに何度も過ぎるのは
タクシーから降りてくる2人
泣くほどではないけれど
プチ失恋
でも、間違いなく
コミュ障の自分を少し変えてくれた人
いつもの私に戻るだけ
シンとした部屋で
明日からの自分を思い
ベッドに潜り込んだけれど
「・・・ハァ」
やっぱりため息しか出ない
一宿一飯のお礼デートなんてする訳ない
携帯も解約したい気分
思い出すのはKYのことばかりで
結局一睡も出来ず
恐ろしく重い身体を動かせず
会社に欠勤連絡をすると
ベッドに沈んだ
頭から布団をかぶる耳に
何とも心地よいオルゴール着信音が届く
放置していると
切れてはまた着信を繰り返す
布団の中に引き込み
画面を確認して通話ボタンを押すと
「柚ちゃ~ん、もう遅刻するよ?」
脳天気なKYの明るい声が耳に痛い
「欠勤連絡しました」
この世の果ての様な返答の後
電源を落とした
既に頭の中から消え去り
代わりに何度も過ぎるのは
タクシーから降りてくる2人
泣くほどではないけれど
プチ失恋
でも、間違いなく
コミュ障の自分を少し変えてくれた人
いつもの私に戻るだけ
シンとした部屋で
明日からの自分を思い
ベッドに潜り込んだけれど
「・・・ハァ」
やっぱりため息しか出ない
一宿一飯のお礼デートなんてする訳ない
携帯も解約したい気分
思い出すのはKYのことばかりで
結局一睡も出来ず
恐ろしく重い身体を動かせず
会社に欠勤連絡をすると
ベッドに沈んだ
頭から布団をかぶる耳に
何とも心地よいオルゴール着信音が届く
放置していると
切れてはまた着信を繰り返す
布団の中に引き込み
画面を確認して通話ボタンを押すと
「柚ちゃ~ん、もう遅刻するよ?」
脳天気なKYの明るい声が耳に痛い
「欠勤連絡しました」
この世の果ての様な返答の後
電源を落とした