甘い魔法にかけられて
「柚・・・結婚しよう」
「・・・っ」
後1ヶ月で遠距離かと
不安に押し潰されそうな心が
一瞬で消え去り温かな気持ちが広がる
オデコにキスを落としたままの彼
僅かに震えるそれが
彼も不安なんだと教えてくれる
触れ合う身体から
彼の鼓動が聞こえるように早い
「はい、よろしくお願いします」
「泣かないで・・・幸せにするから」
彼に言われて自分が泣いていることに気づいた
間違いなく嬉し涙
瞼にキスを落とした彼は
宥めるように頭をポンポンと撫でた
「後1ヶ月したら置いていかれる
とか、思ってただろ」
「・・・っ」
図星過ぎて固まってしまう
「どうせ柚のことだから
遠距離恋愛はそのうち自然消滅
とかも思ってただろ」
「・・・っ」
航平さんは超能力者でしょうか?
エスパーの方が適役ですかね?
「その顔は図星だな」
クククと笑う彼を見ながら
もしかして顔に書いてあるとか言われそうだと
引きつりながらも笑顔を作ってみるけれど
「柚、百面相してる」
更に笑われたことで
恥ずかし過ぎて顔に熱が集まる
「柚のことなら何でも分かるよ」
オデコに口付けて
少し離れると
「ずっと柚に片想いしてきたからさ」
蕩けるような笑顔を向けた
「・・・っ」
後1ヶ月で遠距離かと
不安に押し潰されそうな心が
一瞬で消え去り温かな気持ちが広がる
オデコにキスを落としたままの彼
僅かに震えるそれが
彼も不安なんだと教えてくれる
触れ合う身体から
彼の鼓動が聞こえるように早い
「はい、よろしくお願いします」
「泣かないで・・・幸せにするから」
彼に言われて自分が泣いていることに気づいた
間違いなく嬉し涙
瞼にキスを落とした彼は
宥めるように頭をポンポンと撫でた
「後1ヶ月したら置いていかれる
とか、思ってただろ」
「・・・っ」
図星過ぎて固まってしまう
「どうせ柚のことだから
遠距離恋愛はそのうち自然消滅
とかも思ってただろ」
「・・・っ」
航平さんは超能力者でしょうか?
エスパーの方が適役ですかね?
「その顔は図星だな」
クククと笑う彼を見ながら
もしかして顔に書いてあるとか言われそうだと
引きつりながらも笑顔を作ってみるけれど
「柚、百面相してる」
更に笑われたことで
恥ずかし過ぎて顔に熱が集まる
「柚のことなら何でも分かるよ」
オデコに口付けて
少し離れると
「ずっと柚に片想いしてきたからさ」
蕩けるような笑顔を向けた