幸せのカタチ〜Fleeting memories〜
第2章 友の恋
俺には幼稚園の頃から今の高校までずっと一緒の友達がいる。
彼の名は麻原昇太
昇太と仲良くなったのは中学2年生くらいからだった。
中学生の時の5、6人で遊んでいた中の1人で、特に何があったというわけではないが、ある時2人だけで遊ぶことになり、その時、多人数で遊ぶより2人だけの方が気楽だということにお互い気付き、それから2人で他愛もなく話したり、買い物や遊びに行ったりする日が続いた。
=中学2年の夏休み=
ピコン♪
俺の携帯が鳴ったのは昼過ぎのこと
「涼!今日暇してる?」
昇太からいきなりメールが来た。
まぁコイツはいつもこんな感じだ。
「暇してるよー!どっか行く?」
特に用事もなかったので即座に俺は返した。
「ほな語るか!!笑」
最近この「語る」という行動に俺たちはハマっている。
まぁ内容はたいしたことではないが、そんな時間が実は俺は一番楽しかったりする。
「おけー!んじゃいつものとこ集合な!」
だいたい集合場所はいつも田舎の田んぼ道。
俺たちは田舎の田んぼ道(以下「農道」)をぷらぷら歩きながら喋ることがほとんどだ。
彼の名は麻原昇太
昇太と仲良くなったのは中学2年生くらいからだった。
中学生の時の5、6人で遊んでいた中の1人で、特に何があったというわけではないが、ある時2人だけで遊ぶことになり、その時、多人数で遊ぶより2人だけの方が気楽だということにお互い気付き、それから2人で他愛もなく話したり、買い物や遊びに行ったりする日が続いた。
=中学2年の夏休み=
ピコン♪
俺の携帯が鳴ったのは昼過ぎのこと
「涼!今日暇してる?」
昇太からいきなりメールが来た。
まぁコイツはいつもこんな感じだ。
「暇してるよー!どっか行く?」
特に用事もなかったので即座に俺は返した。
「ほな語るか!!笑」
最近この「語る」という行動に俺たちはハマっている。
まぁ内容はたいしたことではないが、そんな時間が実は俺は一番楽しかったりする。
「おけー!んじゃいつものとこ集合な!」
だいたい集合場所はいつも田舎の田んぼ道。
俺たちは田舎の田んぼ道(以下「農道」)をぷらぷら歩きながら喋ることがほとんどだ。