両想い~幼馴染の両想い~


「芽夢.........完璧に自覚ないの?」


私の両肩に両手をのせ、下を見るカナ。
その肩に のる手は、何かしら意味深な ご様子。


...?...どーゆー事?


「じ、自覚?」


「そう!自覚!!!
あんた、学園1のお姫様的 存在なんだからね!?」


バッと顔を上げて、顔と顔の距離2cmで話すカナ。いや、力説だ。
ち...近い......。



それにしても...



「わ、私が学園のお姫様?
ふふっ、ないない!ないから!」


冗談がいきすぎだよ。
そんな噂、いつ出来たのかな?



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