両想い～幼馴染の両想い～

「君は芽夢の事が好きなんだなぁ...って。

愛しそーに見てるしね。」



「.........」




こういう感情をなんて言うんだ？


尚にバレた時もそうだけど...。



...なんていうか、バレてこそばゆいような...恥ずかしいような...。





「別に。

アイツ、合コン行って好きな人出来たらしいし...」



「はぁ？」



途端、大きな声で言う従兄弟。



なんだよ。コイツも芽夢狙いか？



俺の声が表情に出ていたらしく、従兄弟が気まずそうに口を開いた。





「いや、芽夢の行った合コン相手って俺だったんだよね」



は？どういう事だ？


芽夢は合コン相手と泊まったって...。


コイツかよ！従兄弟かよ！



「.じゃあ芽夢の言った好きな人って...？」