両想い~幼馴染の両想い~




「そ、そんな事より、教えてよ!

私の質問の答え!」




ずいっと顔を近づけて聞く。






尚更顔を赤くした透和が、私から視線を外して言った。



「...お前が、鳴海だったり 従兄弟だったり...合コンだったりって、俺を妬かせるからだろ!」



耳まで真っ赤になった透和の顔は、いつも私をいじめてくる透和じゃなかった。




余裕のない透和。


なんか新鮮。



私まで赤くなっちゃうじゃん。
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