両想い~幼馴染の両想い~
「お前、芽夢ちゃんにまで 迷惑かけるなよ!」
なにが迷惑なんだ?
あ、付き合ってる事知らないのか。
「えっ、迷惑?」
俺より先に口を開いたのは 頭上に?を並べながらも、恥ずかしそうな芽夢。
「コイツ、女たらしだろ?
学校でも女子と遊びまくって...
「あぁ〜芽夢、学校行こう。」
親父の言葉を遮り、芽夢をベランダへと戻す。
「親父、俺達 付き合ってるから。
邪魔すんなよ...。」
「お前、好きな女が振り向いてくれないから遊んでるらしいな?
それが...芽夢ちゃんなのか?」
なんか親に言うのが照れ恥ずかしくて、コクンと首を縦に振ることしか俺には出来なかった。