両想い~幼馴染の両想い~
「とーわっ!
おはよっ!」
カーテンを開けて
こう言うといつもの笑顔ではなく、怪訝な顔をする透和。
「......はよ」
素っ気ないのは、透和に私の記憶が無いから。
「今日もいい天気だねっ!」
「............」
「もう少しで お正月だぁ〜。
病院での お正月は寂しいよね...」
1人で透和に沢山 話しかけてると、透和が嫌そうに口を開いた。
「...あのさ、俺、お前の事 覚えてないんだけど」
...つまり、関わるなっていう事?