両想い~幼馴染の両想い~
幼馴染にはニンマリするくせに、俺には虫のように扱う。
「...お前、俺が何したって言うんだよ」
「え?自分の彼女を守れなかった彼氏に 言う筋あい...
「わぁ〜わわ〜!
魁斗君!しーーーーっ!!!!!!!!」
すると、俺と鳴海の間に入って 騒がしくする幼馴染。
...俺が聞いてまずい事なのか、幼馴染は俺の表情をチラッと確認したように見えた。
「え?なんで...?」
鳴海が幼馴染に聞くと、
次は2人で内緒話を始めた...。
.....おいおい近すぎじゃねーか?
コイツら、リア充か?
まぁ...お似合いっちゃお似合いだけど...。
なんか気に食わねぇ。
「...そーなんだ。
じゃあ...こうしないとね?」
シャッ
すると、鳴海は俺と幼馴染のベットの間にある仕切りカーテンを閉めた。
「え、魁斗君?」
「交際もしていない他人なんだから。
なにかあったら大変だよ?」
ニコッと幼馴染に、微笑む鳴海。