両想い~幼馴染の両想い~
透和?◀said 芽夢▶
「コイツ、俺も欲しい」
「え、ええぇ!?」
透和の言葉に驚いて、顔を見ようとすると...
「みるな!」
グッと顔を抑えられた。
な、なんなのよ...。
透和...顔が赤かった、から?
「...別に、芽夢は僕のものな訳じゃないけど...」
魁斗君は、困ったように透和を見据えた。
「はっ?」
そして、上から透和の間抜けな声。
「.........ふっ。
じゃあ、俺は帰るよ」
踵を返し、魁斗君は 家へ向かって行った。