両想い~幼馴染の両想い~
制服を着替え終わり、階下に行く。
そして、食卓にあったクロワッサンを1口で食べ終える透和。
ガチャ...と玄関を開けると、耳に髪をかける芽夢が風に当たっていた。
ミディアムヘアの栗色の髪に真っ白い肌。
2重のパッチリ目に高い鼻。
幼馴染の俺から見ても、芽夢は けっこー可愛いと思う。
...騒がれる程ではないけれど、密かに芽夢が好きな人は けっこーいる。
告白しようとした奴らだって...
小さい頃から まぁまぁいた。
その数、俺は そいつらに忠告してきた。
『芽夢に近づくなよ...?』と。
俺は...今、こいつの事を どんな目で見てるのだろうか...?