両想い~幼馴染の両想い~



「なぁ?...芽夢...?」



「なっ、なに?」


少し顎をあげ、腕組をして透和の言葉を待つ。



「俺さ、芽夢に男として『好き』って言ってもらうように頑張るからさ。


覚悟してて...?」


最後の言葉は、耳の所で囁かれた。


一瞬、ボッと噴火する顔。
そんな私の反応を見てクスクス笑っている透和。



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