両想い~幼馴染の両想い~




「いや...そーじゃなくて



「め、メアドも、隠し撮りもあげれませんっ!」

転校生の言葉をすぐに遮る芽夢。


どんだけ力説なんだよ...。

はぁ...と力を抜くと、芽夢に松下が抱きついた。



「そーなの!

私、芽夢とラブラブだから!



じゃぁーね?」



芽夢の腕に手を回し、先へと歩いていく松下。



「...あれじゃ、芽夢ちゃん俺達以外に友達できねーな?」




「............」



女子2人の背中を見て
尚が言った言葉に、今まで芽夢への恋心でやりすぎた行動を少し後悔した。
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