両想い~幼馴染の両想い~
「だ、誰!?それ!」
「俺、そいつの性格とか容姿とか真似する!」
「芽夢ちゃん!そいつ誰?」
...あれ?ぎ、逆効果?
他の人達は これを聞くと 素直に諦めてくれたのに...。
「えと...あ、えと...」
「柊さん...。
先生呼んでたよ?」
驚いて後ろを振り向く。
ちょうどいい所で、鳴海君が後ろから声をかけてくれた。
「え?ほんと?
えっと...し、失礼します」
私は鳴海君の下へ駆け寄った。
先輩達は...今は一旦 諦めてくれたみたい。
そりゃ...鳴海君が相手だもんね。
ふつーの男の子は、鳴海君みたいなルックスの人に大きい態度できないよ...。