両想い~幼馴染の両想い~




「...で?

話ってなに?」





体育館裏へ着き、俺に背を向けている鳴海に声をかける。





「芽夢ってさ〜。

鈍感で、可愛くて...。

どんな男も好きになると思うんだよね」



...コイツ、何が言いたい?

芽夢が可愛いのは俺が1番知っている。



「...は?」






「俺さ、芽夢に告白するから」



真剣な表情で そう言う鳴海。
黒い目が俺を見据えていた。



< 71 / 300 >

この作品をシェア

pagetop