両想い~幼馴染の両想い~



「〜〜ッ!

お前、なにしてんだよ!」



「え?なにって...キス?」



当然でしょ、とでも言うように きょとんとして言う坂口。



絡んだ腕を解き、芽夢の下へ走った。




「あっ!


透和〜!」




後ろで坂口の声が聞こえたが、そんな事どうでも良かった。







...でも、この時 追いかけなかったら良かったかもしれない。




芽夢と...鳴海が抱き合っているのを見てしまったから。
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