アイツがいたから
私は非常階段と廊下の重たいドアを押し開けて







蒸し暑い廊下を歩いているとコンクールの曲が







聞こえてきた。







「合奏始まってる」







私は大急ぎで音楽室へ戻った。







「遅れてすいません。」







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