アイツがいたから
だけど副部長2人の奏でる音を聞きたくない







あの曲を聞きたくない







できるだけ、できるだけ、音楽室から







離れたい。その一心で無我夢中に走っていた。







素直になれない、文句を言われても正論で







言い返せない、すぐに逃げ出す。







そんな私が悲しくてただ涙が止まらなかった







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