【完】お前は俺の嫁
「待て、沙英!」










爽太が、私の手を掴んだ










爽太を見ると、しんどそうな顔をしていた









「離して、爽太!あの子を助けないと!」










「俺が行く。沙英に危ないことは、させられない」









「でも爽太、顔色が!」









「これぐらい、大丈夫だ。沙英は、ここで待ってろ」









そう言って、爽太は海に入っていった










「爽太………………!」
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