【完】お前は俺の嫁
…………………本当は死ぬほど、爽太を心配されてるはず









爽太の看病、頑張らないと










「爽太、大丈夫?しんどい?」









「大丈夫………………」










息を荒らしながら、そう言った










「ちょっと、ごめんね」










私は爽太のおでこに、自分のおでこを当てた









………………顔、近い










心のどこかでは一瞬そう思ったけど、それよりも爽太の体温に驚いた
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