貝に住んだ猫
「ねぇ、知ってるかい?」
オウムが笑って言いました。
「私のおじいさんのおじいさんの、そのまたおじいさんが船乗りだったんだけどね、貝殻を耳にあてると海の声が聞こえるって言っていたよ。貝殻は海の声をしまっておく箱なんだって」
ネモのヒゲがピーンとなります。
「じゃあ、僕がその中に住めば、いつも海の声が聞こえるんだね。ありがとう、素敵なことを教えてくれて」
オウムが笑って言いました。
「私のおじいさんのおじいさんの、そのまたおじいさんが船乗りだったんだけどね、貝殻を耳にあてると海の声が聞こえるって言っていたよ。貝殻は海の声をしまっておく箱なんだって」
ネモのヒゲがピーンとなります。
「じゃあ、僕がその中に住めば、いつも海の声が聞こえるんだね。ありがとう、素敵なことを教えてくれて」