孤高に笑う女

「とりあえず、護衛としてお互いよろしくお願いしますって事で」

わらわの後ろで皆に少し頭を下げたのは従兄の翔太

主が変われば護衛の代も変わる

もちろん直ぐに出来るわけなく、儀式の前から18を超えた人から自分の父親に付き教わっていた

なので、陽輝と陵はどうゆうものかまだ分かっていない

陽輝に限ってはまだ18にもなってない為護衛の仕事にはまだ就けない

就くのは2年後という事になるな

「それで護衛はどの様にそれぞれ付いたらよろしいですか?」

海月が正面からそう聞いてきた

気づけば天夜以外は、わらわの前で横一列になっていた

「私の護衛に付いてもらう者は、海月、翔太、陽輝でしてもらうわ
天夜には聖人、陵の2人でお願いね」

「かしこまりました」

5人で言うと流石に迫力があるな

「護衛と言っても守る事だけが仕事ではないわ
2人は私と天夜の専属で仕事を管理する、他は1人は表の仕事の管理を2人はその場で仕事が変わる、臨機応変に対応してもらおうと思うわ
それで、わらわの専属は海月に頼むわ
翔太は表の仕事の管理を陽輝はまず高校を卒業してからね?
聖人と陵は天夜に決めてもらうから
天夜決めなさい」


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