孤高に笑う女

次に見た天夜の顔はいつも通りの無表情に戻っていた

天夜にどんな事があったのか、天夜の口から直接聞きたい

しかし、天夜が話したくなければ無理には聞けぬ

だが、急な結婚とはいえわらわ達は夫婦になったのだから話してほしい

すぐにとは言わない

これからはまだ長いのだからな

だが、そろそろ少しぐらい心を開いても良いのではないかとは思ってしまうのだけれど…

まぁ、急かしても意味は無かろう

地道に頑張って行くだけだな

「おやすみ天夜」

「おやすみなさい」

次の休みの日が来るのを待ち遠しく感じながら眠りに付いた…


しかし、休みの前に仕事をしなければならなく今は表の仕事の白銀財閥の会社へと来ていた

するとそこには翔太が居た


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