孤高に笑う女
布団へ身を預けるとその上に四つん這いになって見下ろさせる
手が服に伸びて脱がされ、火照った肌が露わになる
その最中も愛撫され、触れた所から熱が帯びていく
手先から優しさが伝わってくる
ある程度わらわの服を脱がすと自分の服も脱いで露わになる肌に動悸を打つ
天夜の男の顔を見て、捕らわれた兎のような気分になりそうだ
狐に憑かれておるのに兎と表現するのは可笑しいのかもしれないな
「雪紀、もぅ止められないから」
「天夜、愛しておる」
「……あまり煽らないで欲しいんだけどな
俺も愛してるよ」
困った顔をしているけど熱の帯びた眼で愛してるよなんて言われたら歓喜して気が狂いそうになる
わらわの中に天夜が入ってくる
「いっ!」
「っ!
すまない、やっぱ止めるか…」
初めてするのがこれ程痛いとは思わなかった
だがやっとなのに今止めるという選択肢はわらわの中にはない…
「はぁ、天夜」
呼び掛け天夜の手を握る
顔を見ると申し訳なさそうな表情をしている
「天夜、このぐらい我慢できる
早くわらわを天夜で満たしてほしい」