オレと先生のハナシ【長編・完】
あれから2週間ほど経っていた。
先生は相変わらず時々目が合っても忘れてる様な顔をしていた――
その度に俺は
(またって言ったじゃん…………)
って先生の背中に光線を送っていた。
(今度いつにしよう……)
「はぁーー」
「慎?どうした?」
昼休み昼食を食べながら武が聞いてきた。
「いや。なんでもない」
「そうか?溜息ばかりだなっ!!」
先生は相変わらず時々目が合っても忘れてる様な顔をしていた――
その度に俺は
(またって言ったじゃん…………)
って先生の背中に光線を送っていた。
(今度いつにしよう……)
「はぁーー」
「慎?どうした?」
昼休み昼食を食べながら武が聞いてきた。
「いや。なんでもない」
「そうか?溜息ばかりだなっ!!」