オレと先生のハナシ【長編・完】
第12章

6月の始め



俺は放課後職員室に向う階段の所で先生を待っていた。



「さようなら!気を付けてね!」



(来た)



「先生」



俺を見て驚く先生。



「山崎君」



ほぼ10日ぶり位に俺を見てくれる先生。



「話があるんだ。
この後××公園に来てほしい」



しばらく沈黙。


(ごめん先生…………)




「学校じゃ駄目なの?」



「うん」



(学校じゃ言いたくない)


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