オレと先生のハナシ【長編・完】
大丈夫だと思っていてもやっぱり俺達は人の目を気にしていたのかもしれない。



お互い笑っていても始めは距離をとって歩いていた。




でもお昼を食べた頃には



「行こう!」



「うんっ!山崎君、思ったより気にする事なかったねっ?」



手を繋いで歩いていた。


「うん。そうだね!次何処行く?」



「次はあっち!!」



先生が指差す先は遊技場。



「じゃ!行こう!」



俺がそう言うとまた笑顔で答えて遊技場に入った。

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