オレと先生のハナシ【長編・完】
慎〜大村 湘って男〜
大村が見たと言う日曜日。
先生と会ったのは昼からで地元から車で30分ほど離れた映画館で映画を見た。
それから映画館の周りを少し歩いただけ。
その後、俺は6時からバイトだったし帰りも地元の駅で降ろしてもらった。
見られたとしたら映画館か少し歩いた時だろう。
でも、大村の地元がこっちでも日曜日私服だった俺を学生だと解り、教師と一緒だと解ったのは何故だろう。
それに油断してたのは確かだ。
地元から離れてるから大丈夫だって
外で先生って呼ばなければ平気だって
やっぱり何処にいても、解る人には教師と生徒の関係だって解るのかもしれない。