オレと先生のハナシ【長編・完】


それから先生と会うことはできなかったけど土曜日




「じゃ、行ってくるね。
お土産待っててね!」



と電話がきた。



行ってほしく無いけど、行くな・とは言えなかった。



だって親戚が全員集まるだけ




でもその親戚の中に大村が居る。



そう思うとやっぱりザワザワした。



でも俺はそれを必死に隠し



「うん。お土産楽しみにしてる」



それしか言わなかった。


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