オレと先生のハナシ【長編・完】
紹介してくれないと言う




彼女。




あなたが可愛いって言ってる




目の前の人ですよー!




でも俺は



「も・もう余計な事言うなって!」



すると母親の顔つきが変わった。




「はいはい。さっきのは冗談として……

今、慎は言って欲しい事はちゃんと言ってくれるし、バイトも勉強もしっかり両立しています。
だから私達は慎を応援してますし、自分で好きな道を見つけて欲しいと思っています」




「そうですか♪だって山崎君!」



先生はニコニコしているけど俺は




話を振るなーー!




と先生に言いたくなった。



今日は話をよく振られる……。




「……あっ…うん」


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