オレと先生のハナシ【長編・完】
高校は義務教育でも無いし行きたい学校でも無い。




だから試験当日





俺は家を普通に出たけど、その学校には行かなかった。




「……マジで?」



「うん」




もちろん親にも学校にもすぐバレた。
担任は何も言わず、親は互いを責め、行き場が無くなると俺を責めた。




でも俺は何を言われても一言も話さなかった。



するとまた互いを責めるの繰り返し。
責めてばかりいる声を聞きながら何度




自分らの胸に聞いてみろ!
と思っただろう。





でもそんな事も



全てどうでもよくなり




俺は遊ぶ様になった。




「でも…なんで…その…」


「高校入ったか?」




「……うん」



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