オレと先生のハナシ【長編・完】

俺と正雄が教室に戻ると騒ぎは治まっていた。




ってより………





「まるで記者だな！！」



正雄が言いたくなるのも解る。




だっていつもギリギリまで騒いでるヤツらが授業開始１０分前にもかかわらずもう椅子に着席して

これ聞こうぜー！
とか言っている。
すると隼人が




「あ！慎、正雄！アイツねー先生２人が『清水先生。結婚。』って言ってたのを聞いたらしい。あと何人か聞き回ったら辞めるって話、聞いてきた」




「辞める！？」




俺と正雄２人揃って出た声。
そして俺と正雄は




どんどん話が大きくなってるみたいだな………。




お互いを見て目で会話をしていた。




数分後