オレと先生のハナシ【長編・完】

携帯を持ちながら、すぐ電話で言うべきか悩んだ。




でもココは学校




やっぱり会って直接よね。




すると学校に居る間に山崎君からメール。
珍しい事だと思いつつすぐ返信。




話したい事ってなんだろう………




考えていたらあっという間に次の授業の時間。




そして教室に入り質問され、話はまるっきり違っていたけど




山崎君が聞きたいのはコレなんだわ




すぐ解った。




「学校も辞めないし結婚もしないわよ」




でも、納得しない生徒達。


山崎君に言う前に言うしかないの？




パチッ





山崎君……




山崎君ごめんね。




そして言った。



それでも私の気持ちは変わらない。と示す為に更にあの言葉を言った。




嬉しかった。




だって凄くニコニコしてたから。




そして改めて




自分で思ってたよりかなり愛されているみたい。




そう思った。