オレと先生のハナシ【長編・完】
――♪♪♪――♪♪♪――





「あ……」




その日の夜、先生からの電話に出るだけなのに






よし!




緊張していた。





「もしもし?山崎君?」




「どうでした?お見合いは」




「うん。明日、出勤したら改めて校長先生にお断りしますって言うつもり」





はぁー




「……そっか」




もう…これで





「安心……した?」





俺が思ってた事を言う先生。
そして





「私が断るって言ってても、やっぱり気になってたんでしょ?」




バレバレかよ




「でも、もうこれで終わったから……これからもよろしくね♪山崎君♪」




「うん♪よろしく♪」




本当に




本当に




安心した。




これからも変わらず先生と一緒に過ごせる。




それが一番嬉しかった。
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