オレと先生のハナシ【長編・完】
お誘い
電話は前からよくしてたけど
あの日以来毎日電話するのが俺の日課になっている。
そしてこの日の夜も
「山崎君バイトお疲れさま!」
「うん♪先生もおつかれ♪元気?」
「あはは!まーまーかな♪」
まーまー
毎日先生から聞いている。
でも声のトーンで解る―――元気だ。
「今日もタクシーで帰ってきたの?」
「うん!タクシー」
バイトが休みの時は駅まで送ったりしてるけど、
バイトの時は顔を出しに行けないからどの様に帰って来たのかも聞いている。
そして色々な話をしているんだけど
今日は違った。
「えっ?……いいの?マジで……」
「うん!愛可が…ね山崎君に会いたいんだってー」
だから
部屋来ない?
とお誘い。
そして電話の奥からは
「慎君おいでーーー!!」
愛可さんの声。
俺も愛可さんに会いたいと思っていた。
あの日以来毎日電話するのが俺の日課になっている。
そしてこの日の夜も
「山崎君バイトお疲れさま!」
「うん♪先生もおつかれ♪元気?」
「あはは!まーまーかな♪」
まーまー
毎日先生から聞いている。
でも声のトーンで解る―――元気だ。
「今日もタクシーで帰ってきたの?」
「うん!タクシー」
バイトが休みの時は駅まで送ったりしてるけど、
バイトの時は顔を出しに行けないからどの様に帰って来たのかも聞いている。
そして色々な話をしているんだけど
今日は違った。
「えっ?……いいの?マジで……」
「うん!愛可が…ね山崎君に会いたいんだってー」
だから
部屋来ない?
とお誘い。
そして電話の奥からは
「慎君おいでーーー!!」
愛可さんの声。
俺も愛可さんに会いたいと思っていた。