オレと先生のハナシ【長編・完】
「実は……1時間目の終わり…休み時間の間にも電話が有りました。
名前は言わなかったので清水先生には教える必要無いと思って……」



体育の先生が独り言の様につぶやく。
すると先生が



「そ・そうですか……あ・あの実は……」



先生は3人の先生達に調べられている事以外、話し
そして



「さっきの休み時間、電話出たらその人だったので…思わず屋上に」



「そうだったんですか……で、山崎はいつから知ってたんだ?」



とじーちゃん先生。
そして俺は




「1週間前からです。
屋上に行く階段の所に居た先生を見かけて、その時俺しつこく聞きまくったんで…。

で・さっきトイレ行った帰り、先生を見かけたから追い掛けて声を掛けて話を聞いてた。
ただそれだけです」




「そうか。解ったよ」




アイツから電話がきて、先生が話したのが良かったのかもしれない。


俺はさっきより更に本当の話と嘘がどんどん口から出てきた。



じーちゃん先生納得顔。



なんとかこの状況から抜け出せそう……




と思ったその時




今まで黙っていたおばさん先生が

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