オレと先生のハナシ【長編・完】
「あっ戻られたんですね。
校長先生、実は……」




女の先生が話す。
聞き終えた校長は



「そうですか……それは私にも責任があります。
清水先生、詳しく話聞かせて下さい」



するとおばさん先生が



「校長先生!!まず先に、この2人の事を!!」



と俺と先生に指を差す。
すると



「……では、同時進行にしましょう。
清水先生、シゲさん。
校長室に。後…」




先生とシゲさんと呼ばれたじーちゃん先生、おばさん先生が返事をする。



すると校長が




「山崎君、君は教室に戻りなさい」




なぜ戻す?
なぜ聞かない?




もう聞いたからいいって事かよ



急に不安が押し寄せる。



大人だけで話すのか


俺もまぜてくれよ


もしもの時は絶対俺を残すだろ


そんな事されちゃ嫌なんだよ


だから俺もまぜろ


もういい!
って言われるまで話すから




「おい!」



体育の先生にポンっと肩を叩かれ




「聞こえなかったのか?
教室に戻れ」




「………」






俺は体育の先生に教室まで連れていかれた。

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