オレと先生のハナシ【長編・完】

慎〜決めた事〜

この日の夜



―――♪♪♪――♪♪♪――



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明日香。




「もしもし?体調は良くなった?」



すると小さな笑い声が聞こえて




「メールしたじゃなーい」




そう、先生からのメールは5時間目の直前にきた。


詳しい事は電話で話すけど・って書いてて後は笹原先生が言ってた通りの事。


そして最後には



『バイト頑張ってね』




それとハート。




こんな時でも先生は俺に頑張る元気をくれた。


だから俺は



『解った。頑張る』



そして




『大好き』




ハート連続で返した。






「そうだけど、聞いてみた♪」




するとまた小さな笑い声が聞こえて



「今日私が途中で帰ったのはね、また電話がきた事もあるけど、校長先生とシゲ先生に調べられてる事も話したからなの」




「そうか。話したんだー……辛かった…でしょ?」




「…うん。でも…頑張った」




その言葉が耳の中にスーっと入って来る――





「頑張って偉いっ!……」






「でも…先生の側に居たかったな」
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