オレと先生のハナシ【長編・完】
誰に送れと言ってるのか、すぐに解った。


それは正雄、隼人、篤史も同じだったようで




「お!いいじゃんソレー」

「うん!いい!」


正雄と隼人も賛同。


篤史はただニッと笑い俺に向かって手を出し携帯を求めてくる。





……解りましたよ……




携帯を取り出しカメラモードにして篤史に渡すと、立ち上がり少しつづ後ろに下がっていく。



手で詰めろ・とジェスチャーされ、椅子移動でどんどん詰める俺達。




そして



「いくぞー」




ピースする正雄。

箸を前に出す武。

メンチサンドを食べようと口をあける隼人。



俺は飲み物を前に出しポーズをとった。




すると今度は篤史に代わり武が立ち上がり




「次は食べようとしてる所だ!」




そう言って、お前は口の中にいっぱい入れとけ!と隼人に言い、正雄、篤史、もちろん俺にも言ってきた。



ちなみに俺はパンを頬張ろうとする所……




「じゃいくぞー!」





――――カシャ♪





携帯を返してくれた武はニッと笑い、肩をポンっと叩き




「早速、送りなさい!」

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