オレと先生のハナシ【長編・完】
「メル…マガ……かもしれないぞ?」




またビリビリと視線を感じながら携帯を開き、ボタンを押すと




明日香。




!!―――スゲー



思わず武を見てしまった。



「なー?…当たったろー?」




姿勢そのまま、腕を組み言う武。



「ああ……」




それも



『題名 私も!』



頭に置かれた先生の指は見え見えだけど、くまのぬいぐるみがお辞儀してる―――写メ付き。



そして



『ありがとう
保存しちゃった
5、6時間目も授業がんばってね』



嬉しいマークの絵文字とピースマーク付きの絵文字。



するとコソコソと



「スゲーニヤニヤしてる!」


「ああ!」



武と篤史。



見ると、もう4人は姿勢を崩し、肘を付いていた。


突然、顔を上げた俺に焦ったのか武は



「へ・返事は何だって?」



「ん?……内緒♪」




「そんなー!悪かったってー!」



少し必死ぎみに謝る武。




「あはは!
授業がんばれって。後、ありがとうだってさ」




そう言うと

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