オレと先生のハナシ【長編・完】
隼人は顔は大忙し



目を大きくしたり、口をポカーンしたり………


そして




「えー!!」




正雄も武も昨日から、篤史は毎回復習しながら受験勉強。


試験前にどれだけ点数取れるか……って




「ちょっ!慎は?」




隼人、まばたきする回数が多いような……




「少し、問題集とか解いたりしてる」




「まじで!?皆やってんの!?」




するとガラガラー♪と進路指導室の戸が開き




「うるさいぞ〜テストか?君はまだ始めてないのか〜?」




「あ!いや、」




先生の優しい?説教が始まると、ぶっ!と・もれる声3つ。




そして俺も…



「ぶっ!」





「…じゃ気を付けて帰るんだぞ〜」



―――ガラガラ♪―――――



戸が閉まったと同時に大きなため息をつき俺達を見た隼人は




「なんだよ!今日から俺もやりますよ!」




そう言ってスタスタと先に行ってしまった。




俺達はゲラゲラ笑いながらトロトロ玄関へ――着くと隼人はイライラしながらも待っていて、更にそれで




「ぶっはは!」



大爆笑した。
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