オレと先生のハナシ【長編・完】

クリスマスイヴ

バイトから帰って来た時より外は風が強くなり、雪なんか降りそうにない。




午後11時少し過ぎ




俺は鏡の前で髪の毛を整えベッドに座った。










『先生?24日、テレビ電話しない?
その時にさ、プレゼント開けるのってどう?』




『うんうん!!そうしよう!?じゃーさ!!……』




声のトーンも上がって何度もふふふっ!って笑ってた先生――



俺は今日を凄く楽しみにしていたんだ。





テレビ電話接続




この文字と線の動きが




早く




と、思わせるんだと思いたい。






画面に飛び込んできたのは昨日100均で思わず買っちゃった!と写メ付きでメールくれたミニツリー


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