オレと先生のハナシ【長編・完】
グレープフルーツと先生が好きだと言ってた香水タイプのお香とお香皿。




「ありがとう♪お香も引っ越してから使うね♪」




「うん♪ぜひ」




ニコッと笑う先生




喜んでもらえて嬉しい。




「じゃ、山崎君どうぞ♪」



「うん♪」




段ボールを開けると、ラッピングされた箱とリボンで縛られた袋が入っていた。




「じゃ!」




箱を取出しラッピングされた包装をはがすと――




クスクス




先生が笑って




「あ!気にしないでー」




そしてまたクスクス笑う。




余計……気になるじゃん。




そう思いながらはがしていくと




「あ!」




「「あはは!」」


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