オレと先生のハナシ【長編・完】
「どうしたの?こんな所で」




先生はニコッと微笑みそう言った。



正雄には会ってないんだな




「ま・正雄の付き添いで……先生は?」




「うん。のど乾いちゃって!」




だよな、だから居るんだもんな。


何、聞いてんだ俺。






俺は立ち上がり緑茶を買って先生に




「えっ?いいの?ありがとう」




そして俺はウーロン茶。





誰も居ない。
来そうにない。
この空間に居るのは俺達2人だけ。




でも、先生の隣一つ分あけた椅子に座った。




ここ―――学校ではこの距離。


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