残念なイケメン、今日も我が道をゆく
その指摘に


「申し訳ありません、近藤が休みであれば私がしっかり目を掛けていなかった故です」


そう頭を下げた。


「とりあえず、発注してないもんは何とかするしかない。今近場の資材置き場に在庫が無いか確認している。向こうさんも納期がある仕事だ。遅れは許されん」


「はい、大変申し訳ありません。私も資材部等に聞き在庫調整可能か調べます」


「あぁ、すまんが頼むぞ」


そう言われ急いでデスクに戻り、立ち上がってるパソコンにパスワードを入れて在庫やらを調べ始める。


そこに、由美ちゃんやゆかりちゃんも出勤してきたので


「ごめんなさい、二人とも。緊急案件で私が動けないの。今日中にやらなきゃまずいものは、ここに仕分けたからお願いしたいの。」


そう、二人にいうと


「わかりました。チェックのみお願いする形で進めて大丈夫ですか?」

そう由美が聞くので


「えぇ、構わないから。お願いするわ!」


「分かりました。ゆかりちゃんやるわよ!」


「はい!先輩!やります!」


二人の元気なやる気のある声に、なんとか奮い立って更に仕事をすべく動き出した。
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