残念なイケメン、今日も我が道をゆく
すると、言葉をしっかり汲み取ってくれた御堂くんは
「はい、美味しいところに連れていきますよ!今日は何を食べたいんですか?」
そう、嬉しさを隠さない笑顔で聞いてきたから
「今日はお好み焼きかもんじゃの気分!飲みながら食べたいわね」
返した内容は色気や雰囲気のいいお店や高級店ではなく、正直に今食べたいもの。
素直に伝えるのが私のスタイルだ。
「それなら月島にでも今日は出ましょう!オススメのお店に連れて行きますから」
「さすが、営業マン。接待にはいろんなお店を知ってるものよね!楽しみにしてるわ」
そうして連れ立って営業部を出ると、後ろから悲鳴やらが飛び交っている騒がしさが伝わってきた。
週明けのオフィスでは質問責めかもしれない。
そこら辺はこのイケメンに丸っと投げてしまおう。
「江崎さん、好きです。俺の彼女になってくれませんか?」
その高身長の背中を丸めて私の顔を伺う御堂くん。
「この歳だしね。返品不可でも良いなら、付き合わないことも無い・・・かな」
最後まで素直じゃない返しだというのに、この言葉を聞いた御堂くんは
「もちろん、返品なんてしません。一生抱えてく所存ですから、むしろ逃げないで下さいね?」
とそれはそれはいい笑顔で言うから
「そればっかりは、御堂くん次第よ!」
「はい、美味しいところに連れていきますよ!今日は何を食べたいんですか?」
そう、嬉しさを隠さない笑顔で聞いてきたから
「今日はお好み焼きかもんじゃの気分!飲みながら食べたいわね」
返した内容は色気や雰囲気のいいお店や高級店ではなく、正直に今食べたいもの。
素直に伝えるのが私のスタイルだ。
「それなら月島にでも今日は出ましょう!オススメのお店に連れて行きますから」
「さすが、営業マン。接待にはいろんなお店を知ってるものよね!楽しみにしてるわ」
そうして連れ立って営業部を出ると、後ろから悲鳴やらが飛び交っている騒がしさが伝わってきた。
週明けのオフィスでは質問責めかもしれない。
そこら辺はこのイケメンに丸っと投げてしまおう。
「江崎さん、好きです。俺の彼女になってくれませんか?」
その高身長の背中を丸めて私の顔を伺う御堂くん。
「この歳だしね。返品不可でも良いなら、付き合わないことも無い・・・かな」
最後まで素直じゃない返しだというのに、この言葉を聞いた御堂くんは
「もちろん、返品なんてしません。一生抱えてく所存ですから、むしろ逃げないで下さいね?」
とそれはそれはいい笑顔で言うから
「そればっかりは、御堂くん次第よ!」